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「能率手帳の流儀」を読み返す

新しい手帳への切り替えが目前に迫る師走に入ると、毎年のように読み返してしまう本があります。

日本能率協会の会長であった野口晴巳氏の「能率手帳の流儀」は、よくある手帳術の本ではなく、仕事・人生に対する著者の考えや、手帳とともにどのような人生を歩んできたのかが書かれています。単なるハウツー本ではないので、何回読んでも飽きません。

大抵の手帳術の本によく書かれているのは、まず人生の夢や目的を設定して、それを細かなステップに分け、列挙した TODO をひとつずつクリアするという内容ですが、私はいつも最初の段階でつまずいてしまいます。

というのも、自信を持って「夢」だと言えるものが無いからです。

同じように夢や未来像を描けずに悩んでいる人が多いようで、本書でも「明確な目標を描き出せるのはごく稀なケース」「夢や目標はある日突然ひらめくものではありません。また、他人に押しつけられるものでもなければ、流行だからといって安易に掲げるものでもない」と言っています。

本書で紹介されている能率手帳の流儀は、遠い将来の大望を掲げる代わりに、日々の行動を書いてそれを振り返り「今」「ここ」に全力を尽くす、すべてはそこから始まり、振り返ることで次の計画が自然と生まれ、少しずつ未来が変わっていくというものです。

ついつい、一足飛びの成功を妄想してしまいがちですが、やはり何事も一歩一歩ですね。経験豊かな著者が書いているので説得力があります。

能率手帳に特化した内容ではないので、他の手帳を使っている方、あるいは手帳を使っていない方でも、読んで得るものがあると思います。

そろそろ、来年の手帳を買わないとな…

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